第7回 日英親善サッカー大会
                               ロンドンツアー

                               -大会レポート&大会スナップ-

 今年で7回目となった『日英親善サッカー大会』は2月11日(日)に例年同様、ロンドン郊外の「The Country Club,Theobalds Park」にて開催されました。この大会は、サッカーの母国イングランドと日本との間で草サッカーレベルのサッカー交流を目的として毎年開催されるようになりました。
 
 今年は、「第2回 山中湖バレーナカップ 2006」優勝、「チャンピオンズカップ」優勝の「FC トップス」、「第10回 オープンサッカーリーグ -前期シリーズ(木島平)-」準優勝、「SFNカップ」優勝の「Champignon FC」の2チームが日本から参加することとなりました。一方、イギリスからは、一昨年第5回大会4位、昨年第6回大会優勝の「Broomfield」、第1回大会3位の「Norsemen FC」の2チームが参加しました。
 
 大会前日の土曜日はプレミアリーグの開催日ということもあり、参加者の中には「チェルシー」vs「ミドルスブラ」の一戦を観戦に行った選手もいて、本場フットボールの凄さを肌で感じ、大会に向けて各自モチベーションを上げていっていたようです。


トロフィー&賞品


会場となった「The Country Club」

 大会形式は、日本側2チーム・英国側2チーム、計4チームによる総当り戦を行う「グループラウンド」、日本と英国の上位チーム対決、下位チーム対決を「JP/UK ラウンド」を行うという形式で行われました。試合時間は「グループラウンド」が25分1本、「JP/UKラウンド」が前・後半25分ハーフという形式で行われました。

 
開幕ゲームは、昨年も同大会に参加した「FC トップス」と「Norsemen FC」の試合となりました。試合は膠着状態が続きましたが、残り時間5分を残したところで、FW緒方昴介選手が右サイドからドリブルで切り込みシュート。見事ゴールネットを揺らしそのまま試合は1−0で「FC トップス」が勝利を収めました。
 続いて行われた「Champignon FC」と「Broomfield」の一戦は互いに決定機を作るものの得点には至らず0−0の引分けで終了。
 英国チーム同士の対戦となった次の試合は「Broomfield」が終始ゲームをコントロールし1−0で勝利をあげました。
 続いて行われた日本チーム同士の対戦は「FC トップス」緒方悠選手の素晴らしいゴールなどもあり2−0で「FC トップス」の勝利。
 第5試合「Chanpignon FC」と「Broomfield」の対戦となりました。大会当日はここ数日間でもっとも良い快晴に恵まれました。しかし大会前々日に雪が降った影響で、イギリス特有の粘土質のグランドが更に柔らかくなったピッチ状態に苦しみました。加えて初めて対戦するイギリス人のプレースタイルに戸惑いがあったという「Champignon FC」の選手たちの言葉通り、なかなか自分たちのサッカーが出来ませんでした。小林大輔選手のゴールもありましたが1−1の引分け、勝利を収めることができないまま、2分1敗で3位に。
 グループラウンド最終戦となった「FC トップス」と「Broomfield」の試合はなかなか点が決まらない展開でしたが、右サイドのコーナーキックから大塚丈寛選手の値千金のヘディングシュートが決まり、1−0で勝利。3勝と負けなしでグループラウンド優勝。


ペナント交換@

ペナント交換A

ペナント交換B

鋭いパスが通る

激しいボールの奪い合い

体格差はやはり大きい

個人技で勝負に挑む

激しいライン際の攻防

厳しくマークにいく


決勝戦前に行われた記念撮影@


3位決定戦前に行われた記念撮影A

 グループラウンドの結果をもとに「JP/UKラウンド」が昼食後に行われました。「Champignon FC」と「Norsemen FC」はピッチにも慣れてきた「Champignon FC」が終始ゲームをリード。前半にスルーパスから抜け出した青柳惇選手の挙げた得点を守り抜き、最終戦を勝利で終えました。「ピッチ状態に苦しんだが、最後に勝利を挙げられてよかった」と得点を挙げた青柳選手は語ってくれました。
 そして、決勝を戦うこととなった「FC トップス」と「Broomfield」。昨年も決勝で顔を合わせている対戦です。予想とは異なり激しい点の取り合いとなりました。まず先制したのは「Broomfield」。前半10分過ぎにゴール前の混戦からゴールネットを揺らしました。しかし「FC トップス」もすぐさま反撃。右サイド澤田選手の突破からの折り返しを冷静に佐藤宏治選手が頭で決めて同点に。前半を1−1で折り返しました。後半に入った早々、「Broomfield」にPKのチャンスが。これを落ち着いて決めて1−2で再びリード。再度1点ビハインドとなった「FC トップス」でしたが、この試合非常に選手全員が落ち着いていました。その5分後に緒方昴介選手の中央からのミドルシュートが綺麗な放物線を描いてゴール。この得点で弾みをつけた「FC トップス」は更に5分後にまたも緒方選手が同じような位置からのミドルシュートを決め遂に逆転に成功しました。残り時間も5分を切り、「Broomfield」も必死に攻め続けましたが、得点を奪うことはできずにこのままタイムアップ。
 「FC トップス」は全勝で優勝を手に入れました。今回で3回目の参加となる「FC トップス」が遂に頂点に登りつめた瞬間でした。


FA会長のTONY SHARPLES氏

賞品授与@

賞品授与A


記念撮影@


記念撮影A


大会後のパーティー(Champignon FC)

イギリスチームはみな陽気で気さく

大会後のパーティー(FC トップス)

 大会終了後は、クラブハウスにてFA関係者や審判も参加し、表彰式や親睦パーティーが行われ、両国チームの親睦も深まったようです。記念撮影など和やかなムードの中、『第7回 日英親善サッカー大会』は静かに幕を閉じました。
 来年はあなたのチームがイギリスの地に降り立つかも知れません。年間チャンピオンを目指す戦いは既に始まっています。強豪に挑むもよし、自分たちも実力を試すもよし、 歴史ある大会にチームの名を刻んでみませんか?
みなさんのご参加をお待ちしています。

当社のインターネットによる情報サービスは、ご利用者の直接的なアクセスのみによる利用に限って提供致しております。従って、許可なく提供された情報を利用する事は禁止致します。

セリエフットボールネット大会事務局
151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-21-4かがみビル4F(株)セリエ内
URL: http://www.serie-net.com E-mail: sfn@serie-net.com
 TEL: 03(3404)1360 FAX: 03(3404)2065